青森のむつに伺いました

施設のヒアリング目的にむつに伺いました。
羽田から青森空港へ、そして在来線で青森から大湊へ。
想像していた在来線のイメージは、一面の雪景色を一両編成がのどかに走っていくものでした、、、、
乗らせていただいた2両編成の在来線は、立っている方の方が触れ合うほどの混雑。
幸運にも座れた一行3人は、
弁当をほうばりながら地域医療システムについての話しに熱中。
2時間ばかりで、本州最北端の駅「大湊」に到着。

今回のヒアリングは2泊3日。
2施設さんにレクチャー込みでのヒアリング。
1日目のデューティが終わり、地元診療所のＦ先生を交えて楽しい宴。

翌日は、昼過ぎまでホテルに引きこもってデスクワーク。
夕食を終え、3時過ぎから2つ目の施設（特養）さんへ。
ナビには走っている道以外、何も映りません、、、
山道を走ること1時間、施設さんに到着。
広々とした敷地に平屋で広がる広大な建物。
東京では考えられない贅沢な環境です。

つたない私のお喋りに1時間ほどお付き合いいただきました。

ヒアリングで驚いたことが！
東京の特養の入所者さんの平均要介護度は3.5程度が多いのですが、
ここの施設さんでは、「4.9です」とのお応え。
「それではほとんどは、寝たきりの方ですか？」
「はい。」
「、、、、、、、」
一同、唖然としました。
つまり、ほとんどの要介護4以下の方は、
在宅でケアを受けておられるということになると思います。
ご家族の負担を考えると、想像を絶する状況です。
「地域格差はこんなにあるか、、、、、」
厳しい現実を教えていただきました。

少々ショックを受けながら、Ｆ先生に夕食をご馳走になりました。



お店お勧めメニューで、とても美味しくいただきました。
「アランドロン」とうネーミングの由来は、、、、
ご主人曰く、
「お料理が出てきて”あらっ！”そして、ナイフを入れるとチーズが”ドロン”となります」

お腹が満足した後は、Ｆ先生が3時間かけて青森まで車でお送り下さいました。
青森到着ＰＭ11時。

よせば良いのは分かっているのですが、
ホテル近くの気になった中華居酒屋で、
事務局Ｓ氏、シンクタンクＵ氏と
「平均要介護度4.9」の話を中心に盛り上がりました。

餃子がとても美味しいお店でした。

Ｆ先生、大変お世話になりました。
早く体調が戻られることをお祈りしております。

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